粘着コロコロクリーナーで布団カバー表面の手入れの頻度は?
粘着コロコロクリーナーで布団カバー表面の手入れの頻度は?
ダニを通さない高密度織物の布団カバー(高密度カバー)のお手入れに、粘着のコロコロクリーナー(粘着クリーナー)を用いる場合、高密度カバー表面のお手入れは、週に2〜3回を目安に行いたいことです。
ただし、全ての布団を高密度カバーで包んでいる場合、あるいは高密度カバーで包まれていない寝具を併用する場合では、必要となる頻度が異なると考えられます。
例えば、全ての寝具が高密度カバーで包まれている場合、布団内部のホコリの多くは、高密度カバーの内側に封じ込められています。そのため、布団内部に含まれているダニ、そのフンや死骸などのホコリが、カバーの表面に付着する量は、一般の布団カバーに比べ少ないと考えられます。
しかし、高密度カバーで包まれない寝具を併用している場合、それらに存在するダニ、そのフンや死骸が、高密度カバーの表面に多く付着することが考えられます。そのため、高密度カバーの表面に付着したダニやホコリを取り除くために、お手入れは頻回に行う必要が生じてきます。
粘着クリーナーをかける頻度は、前述の使用環境によって異なると考えられますが、可能なら、まずは毎日行うことから始めていきましょう。粘着ローラーへのホコリの付着が少なければ、その間隔を二日ごと、三日ごとと、少しずつ開けていく、そのような工夫をしていくことができると思います。
しかし、お手入れの間隔を開けていくと、ローラーの粘着面に付着するホコリの量が多くなることに気づく時があるかもしれません。その際には、間隔を詰めて、実施頻度を多くしていくことが大切です。
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環境アレルゲンinfo and care
環境アレルゲンセンター長 白井秀治先生 監修
所属学会は、日本アレルギー学会、日本獣医学会 他。
東京アレルギー・呼吸器疾患研究所に所属し、人やペットが影響を受けるダニや花粉等のアレルギーの原因について研究をする。 対策製品についても検証多数。テレビや新聞などメディアでも活躍中。 |
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