ハウスダストとは何?
“ハウスダスト”と呼ばれる住まいの中にある雑多なホコリ。
このハウスダストを顕微鏡で見てみると、布製品から発生した繊維クズ、食品屑、ダニや昆虫とその死骸や糞、また屋外から入ってくる土砂、そして季節によっては花粉など、様々なものが確認されます。またハウスダストの多くでは、カビや細菌などが含まれていることもあります。
日本の住まいで回収したハウスダストを調べると、多くのハウスダストでは、ダニ、その糞や死骸が含まれていることが確認できます。その量は、アレルギーの方にとってリスクになると考えられている量よりも多いことがあります。
このハウスダストが気になるとき、お掃除をして取り除きましょう。そして発生源となるホコリが溜まりやすいもの、ホコリが立ちやすいものは、ホコリを減らすためのお手入れを行うことが大切です。
寝具は特にハウスダストの発生源となりやすいものです。ダニを通過させない高密度カバーなどで包むことも、寝具のハウスダスト対策として効果的です。
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環境アレルゲンinfo and care
環境アレルゲンセンター長 白井秀治先生 監修
所属学会は、日本アレルギー学会、日本獣医学会 他。
東京アレルギー・呼吸器疾患研究所に所属し、人やペットが影響を受けるダニや花粉等のアレルギーの原因について研究をする。 対策製品についても検証多数。テレビや新聞などメディアでも活躍中。 |
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