布団から、シーツや布団カバーを取りはずす時に気を付けるダニ対策とは?
布団から、シーツや布団カバーを取りはずす時に気を付けるダニ対策とは?
布団から、シーツ(または布団カバー)をはずすときに、シーツの内側と布団の間に溜まっていたホコリが、空気中に舞い上がることが考えられます。
布団は、側生地に包まれた綿(わた)などの詰め物が空気を含み、ふっくらと膨らんでいます。しかし布団をたたむときなど、布団が押し潰されるような場合には、布団内側の空気が側生地を通して外へ逃げてきます。この時、布団内部にダニの糞や死骸が溜まっていると、布団内部から空気と一緒にそれらが吹き出してくることが考えられます。
シーツや布団カバーの交換を行う時、あるいは布団をたたむ、片付けるなど、寝具を動かす時には、窓を開け換気をし、空気の浄化をすることが大切です。
窓開け換気が行えない場合、もし空気清浄機がお部屋にあれば、作業を行う近くに空気清浄機を移動します。そして風量を多くした状態で、作業をすることをお勧めします。
シーツや布団カバーを布団から取り外した際には、布団のホコリを取り除くために、布団表面に掃除機をかけることをお勧めします。掃除機がけを行わない場合であっても、布団側生地の表面に付着しているホコリを取り除くために、粘着のコロコロクリーナーをかけることをお勧めします。
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環境アレルゲンinfo and care
環境アレルゲンセンター長 白井秀治先生 監修
所属学会は、日本アレルギー学会、日本獣医学会 他。
東京アレルギー・呼吸器疾患研究所に所属し、人やペットが影響を受けるダニや花粉等のアレルギーの原因について研究をする。 対策製品についても検証多数。テレビや新聞などメディアでも活躍中。 |
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