住まいの中でダニのフンや死骸の量が増えるのはいつ?
住まいの中でダニのフンや死骸の量が増えるのはいつ?
ダニは適度な暖かさと湿度が保たれ梅雨時から夏にかけて、その数を増やしていきます。
ダニが増えると、ダニの活動場所には、多量の糞が溜まっていきます。
夏までに繁殖したダニの多くは、秋から冬に寿命を迎え死んでいきます。
また秋冬の空気が乾燥した状態の中でもダニは死滅していきます。
ダニの糞や死骸は、掃除などのお手入れをして取り除かない限り、その場に残っています。
例えば、夏の間、押入れに保管していた寝具でダニが増えていることがあります。ダニが増えた寝具では、多量のダニの糞と死骸が溜まっていることもあります。寝具に溜まったダニの糞や死骸は、布団を敷く時などに、お部屋の空気中に小さな埃として舞い上がることがあります。
夏以降、秋冬というダニが少ない時期であっても、糞や死骸というものに対する注意が必要です。
|
環境アレルゲンinfo and care
環境アレルゲンセンター長 白井秀治先生 監修
所属学会は、日本アレルギー学会、日本獣医学会 他。
東京アレルギー・呼吸器疾患研究所に所属し、人やペットが影響を受けるダニや花粉等のアレルギーの原因について研究をする。 対策製品についても検証多数。テレビや新聞などメディアでも活躍中。 |
Recommend