理由1エサが豊富
新陳代謝によって日々私たちの体から出るフケやアカ。
ダニはこういったフケやアカを主なエサとしています。
つまり、布団はダニにとってエサの宝庫となりえるのです。
理由2快適な温度と湿度
ダニが好む環境は、温度が25度前後、湿度が60~80%の比較的暖かく乾燥していない湿度が保たれた場所とです。
理由3年中繁殖しやすい
ダニは乾燥する冬場はこれまで動きが悪くなるといわれてきました。
しかし、高断熱、高気密化した住宅で、暖房や加湿器を使用することが増えた結果、皮肉なことにダニが一年を通して活動し繁殖できることとなりました。
特に、掛け布団や敷き布団など、綿(わた)などの充填物があるものは、暗く身を潜めることができ、また人の体温からくるダニの活動に適した暖かさと汗からくる湿気、そしてエサも豊富な場合が多いため、ダニが繁殖する場所となるリスクが高いと考えられています。
布団に潜むダニの種類
布団に発生するほとんどのダニは「チリダニ科」のコナヒョウダニとヤケヒョウダニです。
チリダニのメスは1日に1個以上の卵を産みます。そしてその卵は約3~4週間で成ダニになります。
体長は0.3~0.4mmと小さく、肉眼でその姿を見つける事はできません。
そのため、気付かないうちに、ダニが繁殖してしまうのです。
布団の中はダニが大繁殖(特に敷布団)の可能性が!?
汗や皮脂汚れが付きやすい敷布団の内部には、ダニ・ダニの死骸が大量に存在すると言われています。
(使用年数や使用環境により異なります。)
私たちが毎日過ごす寝室、特に布団はダニの好む環境が揃いやすいためダニを中に入れない、または出さないなどの対策が大切だと考えられます。
ダニにとって、布団は快適な場所。その環境にダニを入れない事が、まず一番先決だと私たちは考えています。
ダニを遮断できる生地を使って、寝具カバーを作り、ダニの侵入を防ぐことができれば、ダニの増殖を防ぐことに、また、仮にダニが侵入しても、外に出ることを防ぐことにつながります。
試験方法
10cm×5cmに切断した資料を二つ折りにした後、周囲2辺を粘着テープで張り合わせて5cm×5cmの袋状試験片を作成した。この中にダニの餌1gを投入した後、残りの1辺を粘着テープで密封した。
袋状試験片上面中央部によく繁殖したダニ培地32.8mg(生ダニ:約3,000匹)を載せた後、相対湿度75%の密閉容器に入れ、25°Cのインキュベーター中で1日間静置した。
静置後、ダニの餌中の生ダニを計数し、次式によりダニ通過率を求めた。
通過率(%)=通過ダニ数÷投入ダニ数x100
ダニ通過率は、未洗濯・50回洗濯後・100回洗濯後の生地の評価です。
生地に破れなどのダメージがある場合を除きます。
試料をタンブリング式のドラムに入れ、どれだけホコリが出るかを測定した結果。
0.3μm以上、0.5μm未満の粒径のホコリの個数の測定値
一般的な綿や綿混のカバーは、短繊維生地なので生地自体から多くのケバ落ち(繊維クズ)が発生し寝室のホコリとなり、ダニの温床となります。
ミクロガード®プレミアムは、糸切れしにくい長繊維を使用した高密度生地なので、カバー製品の生地そのものからホコリが出にくく、また布団の中わたの吹き出しも防止して、ダニの温床を減らします。
顔から開閉口を遠ざけるため、縫製位置は足元に設置。さらにダニの侵入を防止するためにファスナー箇所を生地で覆っています。
内縫い目からのダニの出入りを防ぐために、縫目部にテープを重ねて縫製しています。
ファスナー部分からのダニの侵入を完全に防止するものではありません。
対象アレル物質 | コナヒョウダニ排泄物由来アレル物質 |
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吸引量 | 1サンプル当たり 10mg |
アレル物質の測定 | サンドイッチELISA |
評価方法 | アレル物質の通過率(%)=X/Y x 100 (X:検体の捕集アレル物質量の平均値、Y:対照の捕集アレル物質量の平均値) |
*生地に破れなどのダメージがある場合を除きます
ミクロガード®プレミアムが、微細なアレル物質を高確率に遮断できるのは特殊な極細繊維を採用しているためです。
ダニのフンを使用した通過試験で洗濯前、洗濯100回でも通過率は0.1%未満の優れた結果が得られました。
ミクロガード®は、論文の臨床試験で度々採用。
論文では寝具を極細繊維製カバーで覆うことの検証が実施されています。
ミクロガード®プレミアムは極細繊維を高密度に織り上げた防ダニ寝具カバー。
繊維の隙間を緻密にすることで、ダニはもちろん、ダニのフンや死骸、ホコリなど微細なアレル物質をしっかり遮断。
また長繊維を使用したケバ落ちの少ない生地を採用しているので、ふとんの上げ下ろしや寝返りのたびに出ることの多かったホコリの発生も防ぎます。
ミクロガード®プレミアムは、いまお使いのふとんにかぶせるだけで簡単にできる、ダニ・ダニアレル物質対策の決定版です。
防ダニ効果の持続性比較
ミクロガード®プレミアムは、従来の防ダニシーツで使われるような防ダニ剤をいっさい使っていません。
その代わりに、極細繊維を緻密に織り上げることで、体長200~300μm(1μmは、1/1000mm)という目に見えない小さなダニやダニのフンや死骸の出入りをしっかりガード。
大人の方から小さなお子様まで長く安心してご利用いただけます。
また、生地を織った後に薬品で防ダニ加工を施すカバーやシーツは洗えば洗うほどその機能が落ちますが、ミクロガード®は洗濯性に優れ、繊維の緻密さが維持されるので、防ダニ機能が長く持続します。
ミクロガード®プレミアム生地を電子顕微鏡で撮影。
洗濯を100回繰り返した後でも生地に乱れはなく隙間なども見当たりません。
生地に0.3mlの水滴を垂らし、
その後水分率10%に至る時間比較
布団や枕、マットレスなどの寝具は、汗などの湿気を含みやすく、人のフケや垢を餌にするダニにとって、格好の活動場所になりやすいものです。
寝具でダニが繁殖すると、布団の内部や表面にダニの糞(フン)や死骸も溜まります。
そしてそのダニの糞や死骸は、寝返りや布団の上げ下ろしをする度に、空中に舞い上がります。そのためダニ対策としては、ダニを布団に入れない、出さない、増やさないということと共に、布団の中のダニの糞や死骸を減らすこと、更には空中に舞い上げないための対策を行うことが大切です。
織目の細かい防ダニカバーを用いて、布団や枕、マットレスなどを包むことは、ダニの通過を防ぐことはもちろん、ダニの糞や死骸の通過を減少させます。その結果、空気中にダニの糞や死骸が舞い上がる量を減らし、人がそれを吸い込むリスクを減少させる効果が期待されます。
そのため、ダニの通過を防ぎ、ダニの糞や死骸の通過を減少させるミクロガードをダニ対策に使用することは、寝具のダニ対策に役立つ効果的な方法の一つと考えられます。
■白井秀治先生
環境アレルゲンとその対策について研究活動を行う。NPO東京アレルギー・呼吸器疾患研究所に所属。テレビなどメディア出演多数。
10年以上このカバーしか使っていません。
アレルギー性鼻炎、アレルギー性の目のかゆみ、アトピーの私にはこれ以外もう考えられません。
花粉の時期もくしゃみが出なくなりましたし、カバーの交換時にもホコリが出ないのでかゆみが出ません。
冬は羽毛布団に、春夏は肌掛け羽布団にミクロガード®プレミアムをつけて使っています。
汗防止に布団の下に薄いタオルケットだけは使っていますが、質感に慣れてしまえば気持ちよく、ミクロガード®プレミアムでないと駄目になります。
体質に合う布団カバーをずっと探していたのですが、やっと巡り合えました。
肌触りがよく、ぐっすり熟睡できました。
普段から肌が弱く(発疹)安心して眠ることがなかなか出来なかったが、気持ち的な不安が解消されたのでよい睡眠がとれました。
子どもが風邪の後、夜間の咳がなかなか止まらず、アレルギー検査の結果、ダニハウスダストアレルギーと診断されました。
布団乾燥機をしたり、掃除機をかけたりと色々な対策を試しましたが、就寝時の咳は軽減するものの消失せず、本人も私も疲れ果てていました。
そこでミクロガード®プレミアムを試したところ、初日から全く咳が出なくなりました。
二日間使用後、3点セットを2つ購入しました。
娘も以前の元気を取り戻し私も安心しております。
アトピーの子供が夜中あまりかゆがらなくなり、ホコリやゴミもサッと払うだけで取れ、シーツについたゴミも見えやすい。
洗濯してもすぐに乾くので、洗う事が苦ではなくなりました。